コンピュータとプログラム
プログラミングはコンピュータに対して行います。ご存知のとおり皆さんが使っているスマホもCPUとメモリを積んだコンピュータです。
このCPUやメモリの役割を理解している人と知らずにプログラミングをする人とには大きな差があります。そこで簡単にコンピュータの仕組みを考えてみましょう。
CPUは考えて処理をする人間で言うところの脳。メモリは処理するデータを記憶するところです。
アーキテクチャ設定
人にもそれぞれあるようにiPhoneも進化していきますので、iPhoneの脳にあたるCPUも進化しています。進化した脳の命令はより高性能になるため、お互いが言葉を理解できなくなっていきます。
そこはAppleが互換性をもたせてはいますが、時には動かないことも出てきます。
どのアーキテクチャを使うか考えるときがでてくるかもしれません。
このブログ記載時に設定するであろうアーキテクチャはarmv7,armv7s,arm64などです。
最初は全てに対応すれば問題はありません。
ただアプリの容量が大きくなってきたときにアーキテクチャを減らすことでサイズダウンすることが出来ます。
またシュミレータは全く別のアーキテクチャということを知っておくことも大切です。つまりシュミレータで動作しても実機では動作しないといったことが起こるわけです。(最近はあまりなくなりました)
アーキテクチャ | bit | デバイス例 |
armv7 | 32bit | iPhone4s / iPad第三世代(2012〜) |
armv7s | 32bit | iPhone5c / iPad第四世代(2012〜) |
armv64 | 64bit | iPhone6,iPhone7,iPhone8,iPhone X / iPad air, mini, pro |
i386 | 32bit | シュミレータ |
x86_64 | 64bit | シュミレータ |